修学旅行篇弐
しばらく会話だけでお楽しみください。
空港到着バス降車7時半頃
「うあっ、まぶしー!!明る!!助けて〜!!目が焼ける〜〜!!!ひとつ前の日記で軽めの天国とか言ってたけど目が焼ける〜!!」
「数年間牢獄に入ってた囚人と同じような反応やな」
「いや分かりづらいって。そんな経験誰にもないからな。分かりづらすぎてお腹空いてきたわ」
「北海道着いたらラーメンかなんか食べようぜ」
「結局空腹は我慢か…てか修学旅行先北海道って伝えてくれてありがとう忘れてた。あ、飛行機見えてきたよ」
「ほんとだー。点検やってんじゃーん、ちゃんとしてくれないと困るよ〜」
「ちゃんとしてくれないと落ちるからね。しかも離陸した瞬間真上に上がって真下に落ちるからね」
「落ち方めずらし。それ突き刺さるやろ」
「いやなんでそんな鋭角やねん。飛行機の先そんな尖ってないやろ。」
「誰にも尖ってる時期あるって!非行期があるって!」
「無駄にうまいこと言うな」
「あ、団メだ」
「よう、」
「修学旅行来たのに心底つまらなさそうな顔して写真撮ろうぜ」
「いいよ」
カシャ!!
「飛行機乗るぞー」
ぞろぞろぞろぞろ…
ワイワイ
ザワザワ
「飛行機でけー!」
「俺たちの席は後ろだな」
「あ、ここか。ってテレビあんじゃん!!」
「何これ下のコントローラーどうやって使うの?あ、取れた」
「なんだよこれ。なんで裏がファミコンみたいになってんだよ。墜落したときに復活の呪文でも打つ気?」
「あんま落ちるとか墜落とか言うなよ」
「まもなく離陸します」
グゴォォーーン
ザワザワ
「キャー!!」
「ウォーーイ!!」
「おいおい、ガキじゃあるめぇし飛行機が飛ぶくらいで騒ぐなよぉぉぉぉーーーいいい!!!!!!!」
終わり。
というわけで無事北海道にたどり着いた僕は、その足でそのままラーメンを食いに行きました。かれぇーラーメン。
激うま!!!!しかしこれを完食したころにはなぜか知りませんがいままでの疲れがどっと来ました。
そしてその後ポケモンのゲームをしたりして暇つぶしをしていると、北海道探索に行くと言われバスに乗り込みました。
北海道ってクソデカいじゃないですか。なので北海道探索ともなるといっぱい歩く予定だったんです。ですが僕は新調した靴が全く試し履きをしなかったせいでサイズが合わず、しぶしぶ靴紐を全部取り外す目にあいました。
なんかこれはこれでありそうですよね。友人からはさんざん「いやダサいよ」「てか歩きづらいでしょ」「だから野球部なんだよハゲが」と吐き続けられましたが、僕はめげずにこれを履き続けました。
そして通りに着き、探索スタート!!!というわけで始まった北海道探索。ちなみにプランはマジでなんもないです。スローガンは「ノープランだけどその辺プランプランしよう2021(笑)」です。まぁ略して「ノープランプラン」ですね。
てなことでさっそく街を歩いていくと面白い看板を見つけました。
北一硝子さしすせそ2
なんだこれ。まず「さしすせそ」ってなんだよ。北一硝子のさしすせそってなんだよ。料理みたいに全部にあるもんなのこれ?そんな使いやすい五十音なの?しかもなんで「2」なんだよ。なんですでに「1」があるんだよ。
ちなみに結構歩きましたが、北一硝子には他の五十音もさしすせそ1もありませんでした。
そしてその後しばらく歩くと、無人のおみくじがありました。お金をいれて勝手に引くというスタイルですね。日本ならではだと思います。てことで僕はおみくじが好きなので一回引いてみることに、
よっしゃー!いくぜーーーー!!!
お、吉か。まぁ普通か。あれ?
おみくじってこんなんだっけ??
あれ?おみくじってこんなに詳しく書いてるっけ?こんなに嘘っぽかたっけ?
いやまだ恋愛運はわかるよ。なんだよ異世界の自分って。なんで俺の異世界わかるんだよ。おい俺前世千利休じゃねぇか!なんだよ!前世もハゲかよ!!
なんだよラッキー熟語って。
熟語にラッキーもクソもあるかよ!!!
おい割と今の俺じゃねーか!!!
その後はパフェを食っていろいろあった末一日が終わりました。
次回に続く。