ハッピー平凡な人生の日記

僕の人生をとても薄く平べったくして長くして載せます

だが、情熱はある

こんにちは、エダスです。

いつもお世話になっております。

だが、情熱はある。見てますか?見てないの?見てよ。

今もう10話だけど。見てよ。もう終わるけど、ティーバーで見てよ。面白いから。僕あんまりドラマにはまることはないんですが、これは見てます。いや別に他のがおもんないというわけじゃなくてなんかキッカケが必要じゃないですか。ドラマとか見るとき。

僕は生きててそれがないのでドラマ自体をあんまり見ないんですよ。アニメとかもね。だからどんなドラマでもキッカケがあればはまるかもしれません。なので君たちにとってこれがキッカケです。はい。見てください。

 

どういう話かというのをざっと説明すると、「たりないふたり」という番組があるんですが、それはオードリーの若林と南海キャンディーズの山ちゃんの番組なんですね。その若林と山ちゃんという「どこか世間とずれてて何かたりない二人」がどのようにして芸人を目指し、喜び、挫折し、苦しい思いや惨めな思いをしてここまできたのかという人生ストーリーなんです。

このドラマが面白いのはやっぱり二人が世間からズレてるからなんです。山ちゃんは自分が天才と思うあまりに評価されるやつらを妬み、嫉み、自分のほうが優れていると思って生きてきた。若林は自分ができてないと思うあまりに卑屈になり、否定をし、ネガティブな気持ちで生きてきた。その二人の「何者かになりたい」という人生だからおもしろいんですよねー(はなほじ)。

 

今なんか不安や悩みを持っている人は見たほうがいいかもしれません。ちょっと楽になるかも。二人を見ながら「こーいう気持ちあるよねー」てなることもあります。やっぱり人生の惨めなところを見るっていうのは面白い部分があります。

 

そんな面白いドラマなんですがね、どこか寂しい気持ちにもなるんですよ。

このドラマはサクセスストーリじゃないって言ってるけどはっきりいってサクセスストーリーなんですね。だからこそちょっと自分に来るものがあるんです。見ていて共感していても「あっ、でもこいつら成功するんだ」っていう気持ちがどこかにあるんです。

世の中にはこの二人のように惨めな思いをして悔しい思いをしながらも花が咲かなかった人もいる。もちろんこの二人のようにむちゃくちゃな努力をしてこなかったかもしれませんが、中には努力しても結局成功しなかったという人もいると思います。このドラマをみて簡単に「今はダメでもこの二人のように頑張っていたらいつかは売れる」なんてことは妄言なんです。人生というか現実はものすごく残酷だと思うんです。何者かになりたいと思ってなれなかったひとなんて無限にいる。でもそうだからって不幸せだとは限らないんですよね。

僕はよく変わっているといわれますが、僕みたいな人なんていっぱいいると思います。「何者かになりたい」と「でもなれない」「なりたくない」という葛藤とジレンマに耐えながら生きていると思うんです。

だからこのドラマは二人の人生だけじゃない。自分の人生なんです。みんなこうやって自分の人生を作り上げているんです。

イケてるやつもイケてないやつも立ち向かうやつも逃げるやつも天才でも天才じゃなくても何者かになれてもなれなくても、みんな必死に生きているんです。みんな、どんなやつでも必死に生きている。必死に生きてないやつも必死に生きている。

それが人生なんですよね。未来が真っ暗で、真っ暗のトンネルの中を走っている。走り抜けるやつもいれば、途中で倒れるやつもいる。ゆっくり歩くやつもいれば、車を使うやつもいる。全く動かないやつもいるかもしれない。でもみんな必死なんです。それが人生なんですよおおおおおおおお!!!!!!!!!

 

てことで面白いので見てください。俳優の演技むっちゃうまいんで。うちの家では山ちゃんと若林のものまねが流行っています。